ベッドを作れるお母さん

今年の夏は実家の大掃除とリフォーム手配であけくれた私。
いざ、家の中がすっきりしてみると、台所にいくつか機能的な棚がほしい。市販品でしっくりくるものがないので、地元の木工所で自作してみることにした。[猫ドアを作った実績あり*1]
近所の友人Aは、これまでに自宅の家具をいくつも手作りしている。テレビ台、キッチンのオープンシェルフ、キャスター付ワゴン、座卓、テレビ台、本棚、エトセトラ。
彼女は今、ベッドを作ろうと計画中。この日は、先輩から製作のコツを教わるため、彼女の家で「ランチ付講習会」を実施した。
私が考えているキャスター付ラックは、1820×910×15厚の板を使う。
1/10スケールで設計図と、板の切り出し図を描き、厚紙で模型を作ってみる。なるほど〜。縫い物と違って、立体だから「板の厚み」の分、サイズに調整が必要なのか。
勉強になる! 私も彼女を見習って「木工作品設計図ノート」を作ってみた。
それにつけても、自宅の家具やベッドまで、自分で作ってるお母さんってすごいと思う。彼女には、就学前の男の子と女の子の子どもがいる。彼らが大きくなったとき「母のDIY」の楽しさ、ありがたさが分かってくるだろう。
「ベッドまで作れるお母さんって、そうそういないと思うのよ」すると彼女は照れてこう言った。
「家を自分で作る予定だから、ベッドぐらい作れなくてどうする!って思うのよ」
彼女はゆくゆく、自宅を自分の手で建ててみたいと画策中なのである。
「家を建てられるお母さん」…ますます、すごい。