銀座に欧州の風

連休初日は、朝から雨。天気がいい週末はテニスに専念するダーリンだが、「雨ならば映画」と相場が決まっている。今回の目的は、ペネロペ・クルスエレジー
ところが、電車に乗って移動する間に天気は回復。銀座の歩行者点天国を歩く頃には、汗がにじむほどの暑さに。
映画が始まるまで20分。「ちょっとビールでも飲みたくなるね」と、周りを散策。
ありました、オープンカフェ状態になっているテーブルとスツール。店から道路へはみ出して、日差しをいっぱいに浴びた特等席で、スペインビールをグビッと。

そういえば、これまで何度か、ウィーンに出張することがあった。季節は5月、太陽はまぶしく空気はさわやか、パラソルの下で飲む、濁った白ビールのおいしかったこと。ふと、そんな旅先でのことを思い出してしまうのであった。
ちなみに、映画はなかなか良かった。先週の衝撃*1とは一線を画す。
「生きていく上で、会話とワインを楽しみながら夕食を共にできる人がいるって、ありがたいことだわ」としみじみ思うのだった。

*1:ゼラチンシルバーラブ。これは現代アートとして、20分ほどの映像作品にまとめればよかったのでは、と個人的には思う