オフィスに出勤!

今回の旅では、kremsに4泊5日、ウィーンに2泊3日。ウィーン最終日となる今日は、知人のオフィスに出勤し、インターネットにつなぎながら、執筆作業をさせてもらうことになった。市街の中心から車で30分のところにあるオフィスは、閑静な住宅街にある。半地下だけど上手に自然光を取り入れたオフィスでキーボードをたたく。ネットにつなげていない期間に、仕事の重要なメールが届いていてドッキリ。海外でも確実にメールの送受信方法を確保しなくては。

とはいえ、今回の旅行中、「携帯電話がならないシアワセ」をかみしめている。鎖を解かれて自由になった感覚。知らない間に積み重なっていた、小さなストレスがはがれ落ちていく。
テレビのニュースも新聞もインターネットもメールも見ない、「情報断食」が、心身のストレス解消に役立つというけれど、本当にそうだと思う。現代人は扱わなければならない情報が多すぎる。携帯電話を持たずに、他国を歩くのは、一種の情報断食に近い。さらに、置き去り事件のように、知恵を絞って対応しなくてはならない場面があったりして、刺激的だ。旅はいい。旅はいいなあ〜。

ランチは、オフィスのそばにあるトルコ料理の店からテイクアウト。日差しが入る大きなガラス窓のあるダイニングルームで。カバブサンドイッチと、焼き魚「マカレル(鯖)」。この鯖がまた大きい!太くて平べったい串を刺して焼いてあり、油がのっていて美味(写真左)。
ウィーンは、ワインはおいしいけれど、地元の料理は胃にもたれる(写真右)。付け合わせにジャガイモがたっぷり(1人前なのに、3〜4個分ある)ついていたり、巨大なフライになっていて、どうにも胸焼け気味。「世界の二大健康食は、和食と地中海食」というけれど、うなずけるわ。

さて夕方には、オーストリア航空のフライトでフィレンツェへ。今回のチケットは「成田−ウィーン」の往復に、ウィーン発のヨーロッパ2フライトがプラスされたもの。そのメリットを活かそうと選んだ先がフィレンツェなのだ。(帰国時にウィーンで同日乗り換えが可能で、接続がよい便)
フィレンツェは、卒業旅行のヨーロッパ美術館巡り35日間の時に一度訪れている。でもそれも21年前の話。今の「町中が世界遺産」はどうなっているのだろう。楽しみ。
そうそう、今日はオフィスでネット接続できたので、このフライトにWEBチェックインすることもできた。ボーディングパスをプリントアウトして、準備万端。行ってきます!