秩父&長瀞で夏を満喫

今年のお盆は、ダーリンが長い休みを取れないため、地元で過ごすことに。といっても母と妹、さらに父がいれかわりでやってくる。お客が来るときは、「近すぎて、あえて訪れることをしてこなかった観光地」を巡るチャンス。峠を越えて秩父に出て、色々遊ぼうという趣向。


秩父夜祭り」が奉納される神社。立派な彫り物を施してあり、見ごたえ十分。右は「つなぎの龍」。他に「逆三猿(見る・聞く・話す)」なども。ひとつひとつにその由来が説明されている。これらをミニチュア化した「根付け(あるいは携帯ストラップ)」も売られている。
午年生まれの私は、「御神馬守」を購入。「瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)」つまり、意外なところで意外な発見、出会いがあるという開運招福を意味するお守りだとか。すぐ携帯につけたわ!


神社のはす向かいにある展示館(入場料400円)。暑さが厳しくなってきたので、クーラーの効いた館内はまるで天国。毎年12月3日、4日に行われる秩父夜祭りで使われる「山車」は大迫力。映像で紹介される祭りの模様にもワクワク。一度は本物を見てみなければ。近隣の観光資料・地図がそろっていて、なかなか楽しめる場所。

  • 1200 「そば処入船」*3

秩父には、おいしいおそば屋さんが沢山あるという。そんな中、つゆに胡桃を混ぜ込んだ「胡桃そば」が有名という店を訪れてみる。店舗は、「登録有形文化財」に指定されている、味のある建物。もとは、秩父銘仙の買継ぎ問屋の建物だったそうだ。麺はしっかりと黒いそば。胡桃の入ったつゆもどっしりしていて麺にマッチしている。これで700円(大盛りは900円)はお値打ち!ああ、もう一度食べたい。

  • 1300 ウォーターパーク長瀞*4

一度はやってみたかった「長瀞ライン下り」に挑戦しようと、窓口へ。受付に書いてあった番号に電話をしてみるも「今日は予約で満席になりました」とのこと。ガッカリ。
しかし、この施設はすごい。目の前に広がる荒川では、川遊びができるし、バーベキューのできるデイキャンプで盛りあがっている。夜ここにテントで泊まったら涼しそう。ちなみに、ライン下りは2コース、ほかにラフティングもできる。家族連れで遊ぶには最高だろうな〜。


母が「果物狩りをしたい」と所望。そこで事前に「ぶどうと、ブルーベリーが採れる農園」を探しておいた。まつり会館でゲットした資料を見ると、このあたりには観光農園がギッシリ。季節によって、いちご、ブルーベリー、ぶどう、なし、と内容も多彩である。これは研究の余地ありとみた。
この時期、食べ放題またはつみ取りができるぶどうは「ヒムロット・シードレス」という品種。明るい黄緑色の大粒ぶどうで、種なし。皮ごと食べられて、ジューシーで甘い。農園ではバーベキューランチもできるが、私たちはそばを食べてきたばかり。食べ放題はさけて、「つみ取り」で5房(2.6kg)を量り売りで購入。
「ブルーベリーつみはできますか?」と聞くと、なんとかできそう、とのこと。ぶどうの場合は棚に葉が茂っているので日陰があっていいのだが、ブルーベリー畑には、陽を遮るものがない。炎天下、熟している粒を選んでひとつひとつつみ取るのは、わりかし重労働だ。楽しかったけど。
すべての作業を終えて飲んだぶどうジュースは、濃くて甘くておいしかった〜!

  • 1530 星音の湯*6

汗だくになった我々は、日帰り温泉へ。このあたりには神社仏閣と温泉が多い。(なにしろ札所だけでも34箇所ある)
そんななかから、館内着にゆかたを選べるこの場所をセレクト。お風呂は1ヶ月事に男女がいれかわる方式。露天風呂、サウナに水風呂もある。さっそく、お湯と水とに交互に入る「温冷浴」を満喫。

  • 1800 帰宅

とまあ、盛りだくさんな一日を送った我々なのでした。