緑のうみ

 週末、我が家の雄猫チビクロにちょっとしたケガを発見した。左目の上には1本線のひっかき傷。そして右目の上にはちいさなカサブタカサブタがとれるとそこがハゲになっちゃうのかなあ、ちょっと可哀想。なんて思っていたらコトはそう単純ではなかった。カサブタの部分がぷっくりとコブになってきたのだ。
 仕事の邪魔をしにデスクに乗ってきたチビのカサブタをペリっとはがしてみると、チュル〜ンと出てきたのは、濁ったヒスイ色の液体。ティッシュで拭き取るとドンドン出てくる。しかもなんか臭い。
 膿んでます、膿んでますがな、この傷!
 というわけで、かかりつけの動物病院*1へチビを搬送。

 ウミが出てきた穴は、おそらくよその猫とケンカしたときにツメが刺さったあと。ここからバイキンが入って皮の中にウミが繁殖してしまったのだ。
 女医さんが手際よく、その穴の中に注射器のようなものを差し込む。先端は針ではなく先が丸いチューブ状で、吸い上げた生理食塩水をここから噴出するのだ。皮膚の下にたまったウミを一気に洗い流そうというわけ。
 抗生剤を注射し、飲み薬を処方してもらってこの日はオシマイ。
 しかし、傷の状態がわるいようだったら土曜日に(金曜日は病院が休診)、良くなっているようだったら月曜日にもう一度連れてきてください、と言われる。再診ですか〜。
 チビ、早く良くなって!