懐かしの「チャイヤ・チャイヤ」

週末、薪ストーブをたきながら、ダーリンと映画をみたとです。ちょうど、WOWOWで面白そうなのをやっていたのです。「インサイド・マン」。
インサイド・マン [DVD]
出演している俳優からしても(デンゼル・ワシントンジョディ・フォスター)なんかこう、頭が良さそうな映画です。
実際、見ていてもドキドキ、ハラハラ、ぐぐっと引き込まれる展開のクライムサスペンスで、非常に面白い。頭の良い犯罪者、というのはホントに「くうう〜」っとうならされますね。これは実際、犯罪なんだけど、罪に問うことができない事件。犯人グループが捕まらない、完全犯罪。
おしいのは「オチ」に相当する部分が私にはよくわからなかったってこと。歴史的背景を知らないと理解できないってことかなあ。

映画本編はさておき、私がドびっくりしたのは、この映画のオープニングとエンディングで使われている曲。タイトルは「チャイヤ・チャイヤ」。これはインドで10年前に大ヒットした曲。

あああ。よみがえる3ヶ月間のインド自由旅行。
バックパック背負ってのインド旅行はカルカッタ(現コルカタ)の安宿・パラゴンから始まった。この旅は詐欺師に有り金まきあげられて終わるのだったが。

その旅行中、どこにいっても町中に流れていたのが「チャイヤ・チャイヤ」なわけです。

なんか懐かしいです。

インドは、確実に、私の人生を変えました。あの旅の後ですから。離婚したり詐欺師が警察に捕まって事情聴取を受けたり一人暮らしにもどってガンガン仕事したり今のダーリンに出会って田舎暮らしが始まったりしたのは。

インドのキツイお香のかおり、そして寒い朝に飲んだスパイスの効いた濃いミルクティー(チャイ)の味が思い出されます。

だけどなぜ。なんであの映画に、チャイヤ・チャイヤ。