国内出張(幕張メッセ)
久しぶりに、展示会の仕事。
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分析展2010・科学機器展2010(幕張メッセ)
9/1水、2木、3金 10〜17時
http://www.jaimasis.jp/2010/index.html
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前夜から会場そばのホテルに宿泊。
外国からのお客さんを接待するお店の選択を任され、ワクワク。
日本の雰囲気を味わっていただきながら、その人が苦手とする食材は避ける(刺身とか魚料理とか。一説によると本日のお客様M氏は「和食は一切ダメ」とか)。
難しいけれど、何をどう選ぶべきか頭を悩ませるのは「私の好きな困り方」なのだ。3日間の展示会、がんばろう。
文藝春秋9月の広告
本日、毎日新聞、中日新聞、西日本新聞に、文藝春秋が、全5段広告を掲載。
http://www.bunshun.co.jp/book/adv/tankou.html
なんといっても話題のトップは、綿矢りさ氏の新作「勝手にふるえてろ」。
現在発売中の本として、私の本「親ががんだとわかったら」も名前が出る。
もう1冊がんの本には「がんの最後は痛くない」。
今困っている人の目に留まりますように。
そして、私の本が、その人の役に立ちますように。
昨日から、埼玉の家には、父母が留守番に来てくれている。
昨年の今頃は、抗がん剤2クール目が終わって手術の日程を待っていた。そして家族4人で長野に旅行をしていたときだな。
今、元気になった父の姿を見ていると、感無量。
これからの人生を、もっと楽しんでもらえるよう、私にできることは何でもしていきたい。
ちなみに、最近の挑戦は
いいと思うものがあれば、ドンドン採用。幅を広げて人生の奥行きを深めていきたいものである。
- 作者: はにわきみこ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/08/27
- メディア: 単行本
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親ががんだとわかったら(文藝春秋)
2009年6月。
父の食道がんが発覚し、つづく5ヶ月、私達家族は大変な日々を送った。
治療をどう選ぶのか? 仕事はどれほど休むのか?
娘として親にできることはなにか?
その時「参考になる本があればいいのに」と思ったのがきっかけで、自分の体験をつづった本を書くことになった。
タイトルは「親ががんだとわかったら」
8月27日発売。
文藝春秋のHPに書籍紹介、「立ち読み」可能。
同じ立場に立った人に、必ず役に立つ本。
一人で悩まずにページをめくってみてほしい。
『家族目線のがん治療体験記 親ががんだとわかったら』はにわ きみこ | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
親ががんだとわかったら
家族目線のがん治療体験記
はにわ きみこ・著
病気を知ったその日から「何をするべきか」がわかる本
「患者の家族」目線で書いた、明るく読めて役に立つ、実例に基づいた闘病記。治療法の検討、精神的サポートなどノウハウが満載
春の雪に考える
この春は意外な雪に見舞われている。
4/16の夜降った雪は、雨に変わり、我が家周辺では溶けてしまったが、天文台のある堂平山頂付近では、雪遊びができるほどの積雪量となった。宿泊施設の管理人さんたちは総動員で雪かきをしたという。
それを聞いて思い出したのが、3/9の大雪。
車で坂が登れなくなり、近所の友人A宅に一晩お世話になった。
しかし、本当につらかったのは、翌朝の雪かき。
道路は除雪車が雪をどけてくれたのだが、車を止める場所や、玄関に続く道は、スコップを使って自分で雪かきをしなければならない。
小一時間、大汗をかきながら身体を動かしてみて「私、元気になったなあ」としみじみ感激した。
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私は、2005年に子宮内膜症でおなかを切る手術をした
手術前は腫瘍が大きくなっていて身体がだるく、まともに動けず。
手術後は傷口が心配でなかなか動けず。
温泉湯治、ウォーキング、家事と段階を踏んで、台湾旅行ができたときは嬉しかった。
「人の世話にならずに自分のことができる」という喜び。
しかし、雪かきができる体力に気づいて初めて
「自分のことだけでなく、人のために何かできるようになった(それだけの体力がついた)」と思えたのだ。
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最近、アルプスの少女ハイジの原作を読む機会があった。
なぜだか私は、女性とは弱くて守ってもらう側にいるもの、と思って育ってしまった。
まるで、車いすのクララの気持ち。
しかし、女性は成長を続ける中で、新しい命を守り育てる側になっていく。
クララは立ち上がれるようになり「今度は私が誰かの役に立つ番だわ」と考える。
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雪かきをして「人のためになにかできる」自分に気づく。
寒さの中に希望が見える、春。
- 作者: ヨハンナシュピリ,Johanna Spyri,関泰祐,阿部賀隆
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 文庫
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