子供の情景
去る土曜日(5/23)は、「働く女シリーズ」の最新作を発表した、市川浩子さんの出版記念パーティへ。久しぶりにサリーを着ておでかけ。パーティの始まる夕方までの間、映画を2本みてきた。
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1本めはシネマート新宿(新宿3丁目)で「パッテンライ!南の島の水ものがたり」。
つづいては、岩波ホールへ移動して、まゆみっちと合流。
「子供の情景」を一緒に観た。
監督のハナ・マフマルバフが19才の女性、というのは知っていた。J-WAVEの別所哲也の番組でインタビューしていたのだ。さらに、まゆみっちによれば、屏東ホームステイで一緒だった山野氏が、かつて滞在したことがある土地の話でもあるという。
「主人公の女の子が、ノートを買って一人で学校を目指す。その途中、意地悪な男の子たちに邪魔をされて…」というほのぼのしたお話かと思いきや。
テーマは深い。後に、ウェブサイトで「衝撃作」とうたわれていた理由がよくわかった。
子どもたちの「戦争ごっこ」のシーンは、思わず目を疑う。
子どもだったら、もっと楽しい遊び方をしてもいいはずなのに。
おもちゃがないから遊べないとか、道具がないから遊べない、という話ではないのだ。
そういう世界があるから、子どもたちは、それをまねて行動しているのだ。
せつない。
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久しぶりに、観ていて悲しくて具合が悪くなる映画だった。
だけど、知らないでいることも、また、罪なのだ。
ハナ監督のメッセージが、ズドンと胸に響く1本だった。
映画「子供の情景」
http://kodomo.cinemacafe.net/
岩波ホール(地下鉄神保町駅A6出口すぐ)4/18縒り
月〜土・祝 11:30、14:00、16:30、18:50
日 11:30、14:00、16:30