集集から雨の中をバイク

いよいよ台北を離れる日がやってきた。事前に買っておいた國光客運バスの「台北−埔里」チケットは07:00発。

スーツケースとすぐ使わない荷物は、黒猫(ヘイマオ)宅急便で、先に屏東に送っておいた。*1
で、私は埔里からレンタルバイクで日月潭を周遊し、鹿谷の宿まで走るというプランを立てていた。しかあし! 昨夜から雨なのである。埔里までのバス道中3時間45分の間もずーっと雨なのである。埔里でバイクを借りたら相当長い距離を雨の中走らねばならない。そこで私はおもむろにガイドブックを取り出して情報を検討。
バイクを埔里で借りることにしたのは、その後屏東に移動するのが楽であるように、とのこと。だったら「集集線」の「集集」駅でバイクを借りてもいいかもしれない。集集からは、台中を経由せず高雄に抜けることができるのだ。それに鹿谷へも近い。ぬれながら走る距離は短い方がいい。
というわけで移動はこうなった。

  • 07:00-1045 台北→埔里
  • 11:00-11:30 埔里→日月潭(箱根の芦ノ湖を彷彿とさせる観光地だ!)
  • インフォメーションで大きな荷物を預かってもらい、昼ご飯。
  • 12:25-13:00 日月潭→水里

  • 13:23-13:34 水里→集集駅。

  • 14:00 レンタルバイクをゲット。100ccのYAMAHAを、28日am10:00返却で1000元。言い値は1700元だったのだが、だったらやめる、と言ったら値が下がった。交渉はしてみるものである。
  • 14:10 加油スタンドでガソリン92を50元分入れて出発。

地図で見ると近く感じたんだけど、山道を雨に濡れながら走るのは神経が疲れる。手が冷えるし、靴や服もだんだん濡れてくるし。しょぼん。しまいには、目的地を通り過ぎてしまって迷うありさま。だってだって、だいぶ走ってから気がついたの。このバイク、トリップメーターが壊れてるって。何キロ走ったかわからないので道の見当がつかないのだ。
それでもどうにか、予約しておいた立徳溪頭飯店に到着。時間は16:00。
実はこの宿、入場料が必要な「渓頭森林公園区(17時閉園)」の中にある。チェックインをどこで行うのかわからずまたしても冷や汗。人に道を聞くたびに地図を取り出していたので、地図はぬれてぼろぼろ。わーん。こんなことなら、宿の読み方を覚えておくんだった。発音できないと、声に出して質問することができないんだよね。
今更ながら確認すると、 立徳溪頭飯店(リーダーシートゥファンテン)である。
びしょぬれで部屋についたけれど、室内には除湿器もジャグジーバスもあってインターネット接続ができる。はあ〜。生き返りました。
道を聞くために立ち寄ったセブンイレブンでビールを買っておいて、ホントによかった。
これでブログ更新ができるわ〜。いや、昨日までの宿でもネット接続はできたんだけど、書いている時間が無かったのよね。これから眠くなるまでもうひとがんばり、記録しておこう。

*1:セブンイレブンで受け付け、縦横奥行き150センチ・20kgまでの荷物が240元。